非効率も効率

筆者のパソコン関連や効率化についての考察と雑談

自分が原因では無い障害対応

先日、KDDIで大規模な通信障害が発生していましたが、
規模こそ小さいですが、システムの運用に関わるエンジニアの端くれとして、
胸が痛くなる思いでした。

KDDIのエンジニアはもちろん大変なのですが、
KDDIの回線を使っているシステムのエンジニアは別の意味で大変だったでしょう。
何せ、回線復旧してくれないとお手上げで、いつ復旧するかは解らないのですから。
しかし、客先やユーザーに対して「対策中です」と説明をしないといけないケースもあるでしょう。
「お手上げです。KDDIが復旧するでお待ちください。」でご納得いただける客先やユーザーなら幸運です。


私も規模は小さいですが、過去にExcelのパッチがあたった途端、動かなくなったプログラムがあり、
解決方法はExcelの修正パッチ待ちのケースがありました。。
ネットで調べると、色々な案件で同じ状況が発生していると書き込みが。

客先のPCは、一元管理されているので個人で勝手にパッチをアンインストールできないのです。
プログラム改修で問題を回避するには、改修作業が数日では終わらなそうでした。

なので、1日ぐらい待てば出る予定(Microsoftの告知)の修正パッチを待ちましょうと客先に説明しても、
客先からすれば、それで直る保証も無いし、業務は効率が悪くなる(止まるほどではない)ので、
プログラム改修を指示するわけですね。当たり前な判断ですね。

その後、1日ぐらい経つと修正パッチがあたって復旧するのですが、
「根本的対応の為に工数を使って修正しますか?」と聞くと客先はノーと答えるわけです。
他に案件は山積みなので当然ですね。

このやり取りや対応が私としては、非常に疲れる内容です。
誰が悪いわけでもない(強いて言えばMicrosoftだが悪気があるわけでは無い。)、
対応に時間は取られる、ユーザーに迷惑はかける、本当にパッチが出るかハラハラさせられると、
胃に穴が空きそうでした。


そして、今日はTeamsの障害が発生していたそうです。
胸が痛い・・・
私もTeams使っていますし。


P.S.
Slack値上げだそうです。懐も痛い・・・