非効率も効率

筆者のパソコン関連や効率化についての考察と雑談

分析元のデータ

製造業向けのソリューションを見ると、簡単に問題点が解ります的な内容が多いのですが・・・

前提条件として、正しいデータを大量に登録しないといけないのですね。

当たり前の事なのですが、プログラムで何かを計算しようとしたら、元になるデータは登録しないといけません。

 

そして、これが、凄く面倒で時間がかかるのです。

(なので、近年IoTが流行っているのだと思います)

 

改善したいポイントに絞ってデータを取るのが難しい。

データがあるところは、改善の余地が少ないorその工程が原因では無い事が多いです。

データがある=普段から注意している可能性が高い、ので。

 

また、データを取る=直接利益に結び付かないなので、

かける費用も少ない又は無いケースもあります。

 

でも、客観的にデータを見せる事は必要なのです。

完全トップダウンでは無い限り、組織内で合意を取るために、他部署に説明をして、納得してもらわないといけないのですね。

改善点は感覚的に自分では解っているのに、提案するのにデータ取りや分析の手間がかかったりする事もあり、困ってしまいます。

 

データは揃わなくても、費用がかからない改善ポイントを客観的に皆に解りやすく教えて欲しい・・・

このニーズが満たせれば、良い商売になると思いますが、難しいものです。

 

システム屋としては、接点のデータが紙でもいいので、あれば助かるのですが・・・

紙データはシステムに登録すればいいですが、全く無いのはどうしようもないので。